▲単勝・指数分析 統合考察レポート
▲単勝200円運用で初期資金15,000円が現資金26,000円になっている状況を、検証データ・統計的有意性・資金耐性・指数分析との接続から客観評価します。
生成日時: 2026-05-10 08:43 JST
実運用の資金前提15,000円 → 26,000円ユーザー指定
▲単勝フォーカス件数672中央・全レース▲単勝
的中数 / 的中率105 / 15.6%単勝払戻あり
100円換算ROI113.7%収支 +9,200円
200円換算収支+18,400円検証データの線形換算
300円換算収支+27,600円検証データの線形換算
参照レポート
客観評価サマリー
- ▲単勝は検証データ上、100円換算で+9,200円、ROI113.7%です。200円・300円にしても、同じ買い目であれば収支とドローダウンは基本的に線形に拡大します。
- 統計的には、ブートストラップ95%信頼区間が87.9%〜142.0%で100%をまたぐため、現時点で「真の期待回収率が100%を超える」と95%水準で断定するには不足があります。
- 一方、平均的中払戻7.28倍に対する損益分岐的中率は13.7%で、実測的中率は15.6%です。補助的な二項検定では片側p値0.088となり、5%水準には届かないものの、完全な偶然と切り捨てるほど弱い結果でもありません。
- 300円固定化は、過去系列をそのまま300円換算すると最大ピーク比ドローダウンが26,070円となり、現資金26,000円に対して100.3%です。期待値評価と資金耐性評価は分けて見る必要があります。
購入金額別の検証
| 購入額 | 投資額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 | 最大ピーク比DD | 開始後最深マイナス |
| 100円 | 67,200円 | 76,400円 | +9,200円 | 113.7% | 8,690円 | 3,430円 |
| 200円 | 134,400円 | 152,800円 | +18,400円 | 113.7% | 17,380円 | 6,860円 |
| 300円 | 201,600円 | 229,200円 | +27,600円 | 113.7% | 26,070円 | 10,290円 |
実資金の増加額は15,000円から26,000円への+11,000円です。一方、▲単勝フォーカスレポートの672件を200円で線形換算すると+18,400円です。ここでは、実運用の資金残高と、検証対象データの線形換算を別の指標として扱います。
統計分析
ブートストラップ95%CI87.9%〜142.0%ROI分布
100%以下の割合15.7%参考p値相当
損益分岐的中率13.7%平均的中払戻 7.28倍
実測的中率15.6%補助p値 0.088
上位10的中の払戻比率29.0%総払戻に対する比率
累積収支: 200円換算と300円換算
買い目が同じなら300円化は収支だけでなく下振れも1.5倍になります。
日別収支: 200円換算
20日中プラス日は9日。最終収支はプラスでも、日別ではばらつきが大きいです。
ブートストラップROI分布
95%信頼区間が100%をまたいでおり、統計的有意性はまだ強くありません。
上位的中払戻
上位10本で総払戻の29.0%を占めます。高配当依存は上振れリスクの主要因です。
追加検証
このセクションでは、現データだけで再現できる範囲で「上振れ依存」「期間偏り」「指数帯の信頼区間」「指数内訳」「競馬場偏り」を確認します。人気・オッズ別検証は、現在のローカル RaceEntry に人気/単勝オッズ列がないため今回は未実施です。真の期間外検証は、今後の未使用データで同じ条件を固定して再計算する必要があります。
上位10本除外後ROI81.9%収支 -11,990円
前半 / 後半ROI115.8% / 111.6%時系列2分割
最高ROI指数帯CI70-74162.2% / CI 76.3%〜264.0%
偏り最大の競馬場新潟ROI 237.5% / n=24
scoreBreakdown最大相関適性ROI相関 0.048
上位的中除外後の単勝回収率
考察: 上位10本を除外するとROIは81.9%、収支は-11,990円まで低下します。標本全体のプラスは高配当上位への依存が強く、奈良さんの指摘する「上振れに注目している可能性」はこの検証では否定できません。ただし高配当を機械的に除く検証は厳しめのストレステストなので、次は同じ条件を固定して期間外で再現するかを見る必要があります。
前半・後半の単勝回収率
考察: 前半ROIは115.8%、後半ROIは111.6%で、大きく片側だけに偏った結果ではありません。これは一時期だけの偶然という見方を少し弱めますが、同じ期間内を後から二分割した疑似検証なので、後出し最適化を完全には排除できません。
▲週別単勝回収率
考察: 週別では回収率の上下が大きく、▲単勝は短期ではかなり荒れる運用です。最終収支がプラスでも、週単位ではマイナス期間を許容する前提が必要で、300円化を考える場合は期待値より先に資金耐性を確認すべきです。
指数週別単勝回収率
考察: 印に関係なく指数70-74の馬を単勝200円で買い続ける想定では、対象242件、収支+4,160円、ROI108.6%です。▲70-74だけではなく全印へ広げると、週別の荒れ方と回収率がどう変わるかを確認するための比較軸になります。ここで100%超が複数週に分散していれば指数帯仮説を少し補強し、特定週だけなら上振れ依存の見方が強まります。
▲指数帯別ROI + 95%信頼区間
考察: 標本ROIが最も高いのは70-74帯の162.2%ですが、95%CIは76.3%〜264.0%で100%をまたぎます。70-84帯に妙味がある仮説は残る一方、現時点では統計的に固定できるほど狭い信頼区間ではありません。
scoreBreakdownと単勝ROIの相関
考察: scoreBreakdownで最もROI相関が大きい項目は適性ですが、相関は0.048にとどまります。少なくとも単一の内訳スコアだけで▲単勝の回収率を説明する力は弱く、複数条件や市場人気との組み合わせで見るべきです。
競馬場別の単勝回収率
考察: 最も偏りが大きい競馬場は新潟でROI237.5%、件数は24件です。競馬場別の偏りは仮説候補になりますが、分母が薄い場では高配当1本の影響を受けやすいため、次回以降も同じ場で再現するかを確認する必要があります。
レースクラス別のデータ量
新馬・未勝利・条件戦・OP/L・重賞で分母がどれだけ違うかを確認します。灰色は30件未満の低分母です。
レースクラス別の▲単勝ROI + 95%信頼区間
考察: クラス別では、まず件数差が大きいため、ROIだけで買う/買わないを決めるのは危険です。 分母30件以上に限ると、最もROIが高いのは1勝クラスの138.8%、最も低いのはOP/Lの95.0%です。 ただし低いクラスでも95%CIが100%をまたぐ場合は、まだ買い控えを統計的に固定する段階ではありません。 今回の▲単勝対象期間では新馬戦は0件で、判断対象外です。
レースクラス別の▲単勝勝率 + 95%信頼区間
勝率はWilson 95%信頼区間で表示しています。分母が小さい区分ほど縦線が長く、見かけの勝率をそのまま信じにくいことを示します。
▲指数帯別ROI信頼区間の詳細
| 指数帯 | 件数 | 標本ROI | 95%CI | ROI 100%以下割合 |
| 90+ | 34 | 99.7% | 15.3%〜240.9% | 56.5% |
| 85-89 | 143 | 101.1% | 55.9%〜154.8% | 50.6% |
| 80-84 | 170 | 126.1% | 75.2%〜184.9% | 18.1% |
| 75-79 | 116 | 117.3% | 64.4%〜178.3% | 29.1% |
| 70-74 | 81 | 162.2% | 76.3%〜264.0% | 9.1% |
| 60-69 | 53 | 74.9% | 20.0%〜143.2% | 79.7% |
| <60 | 3 | 0.0% | 0.0%〜0.0% | 100.0% |
レースクラス別の詳細
| クラス | 件数 | 的中 | 勝率 | 勝率95%CI | ROI | ROI95%CI | 収支 | 最大払戻 | 最大払戻依存 |
| 未勝利 | 275 | 42 | 15.3% | 11.5%〜20.0% | 100.4% | 66.7%〜138.9% | +120円 | 2,410円 | 8.7% |
| 1勝クラス | 192 | 32 | 16.7% | 12.1%〜22.6% | 138.8% | 79.6%〜208.0% | +7,440円 | 3,660円 | 13.7% |
| 2勝クラス | 93 | 15 | 16.1% | 10.0%〜24.9% | 115.6% | 56.2%〜186.0% | +1,450円 | 1,720円 | 16.0% |
| 3勝クラス | 43 | 8 | 18.6% | 9.7%〜32.6% | 110.7% | 42.1%〜193.7% | +460円 | 1,040円 | 21.8% |
| OP/L | 36 | 4 | 11.1% | 4.4%〜25.3% | 95.0% | 5.8%〜206.2% | -180円 | 1,430円 | 41.8% |
| 重賞 | 33 | 4 | 12.1% | 4.8%〜27.3% | 97.3% | 5.5%〜217.9% | -90円 | 1,350円 | 42.1% |
- 上位的中除外後のROIが100%を維持するかどうかは、上振れ依存度を見るうえで重要です。
- 前半・後半や週別でプラスが片側に偏る場合、今回の結果は期間固有の上振れを含む可能性が高まります。
- 指数帯CIが100%をまたぐ場合、その帯のROIは「高いように見える」が統計的にはまだ不確実です。
- レースクラス別は、データ量が厚い区分を優先して読みます。新馬は今回0件、重賞・OP/Lは低分母なので、現時点では買い控え判断より追加観測の対象です。
分散・偶然性の判定
ここでは、▲単勝全体のプラスと、▲指数70-74帯のROI 100%超えが、単なる標本分散・偶然の上振れで説明できる範囲かを確認します。判断は「100%を超えているか」だけではなく、標準誤差、ブートストラップ信頼区間、他の指数帯との差で見ます。
▲単勝全体ROI113.7%95%CI 87.8%〜142.1%
▲単勝全体p値相当15.8%ROI 100%以下の割合
70-74帯ROI162.2%95%CI 77.2%〜261.6%
70-74帯p値相当8.9%ROI 100%以下の割合
70-74 vs その他52.6%差CI -37.0%〜158.2%
70-74帯 最大払戻依存18.3%帯内総払戻に対する最大1本
| 対象 | 件数 | ROI | 収支 | 平均利益/票 | 標準偏差 | 標準誤差 | z | 正規近似p |
| ▲単勝全体 | 672 | 113.7% | +9,200円 | +14円 | 355円 | 14円 | 1.00 | 0.159 |
| ▲指数70-74 | 81 | 162.2% | +5,040円 | +62円 | 436円 | 48円 | 1.28 | 0.100 |
| ▲指数70-74以外 | 519 | 109.6% | +4,970円 | +10円 | 326円 | 14円 | 0.67 | 0.252 |
▲単勝全体も70-74帯も標本ROIは100%を超えていますが、どちらも信頼区間が100%をまたぎ、標準誤差に対する上振れ幅も十分に大きいとは言えません。現時点では「分散ではない」と断定せず、偶然のばらつきで説明できる余地が残る、という判定が妥当です。
▲単勝全体はROI113.7%ですが、ブートストラップ上のROI 100%以下割合は15.8%です。これは「プラスが出ている」ことと「統計的に十分強い」ことが別であることを示します。
70-74帯はROI162.2%と目立ちますが、95%CIは77.2%〜261.6%で100%をまたぎます。また70-74帯とその他▲指数帯との差もCIが-37.0%〜158.2%で0をまたぐため、「70-74帯だけが明確に優位」とはまだ言えません。
したがって、ここまでの分析結果からは「70-84帯が妙味」という仮説は維持しつつも、現時点の100%超えは分散・高配当依存で説明できる余地が残ります。次の未使用期間で、条件を固定したまま同じ検証を行うことが、後出し最適化かどうかを判断する最重要ステップです。
統計的有意に必要な母数の見積もり
ここでは、現在観測されている平均利益と標準偏差が今後も同じだと仮定し、どれくらいの母数があれば「上振れではなく、統計的に有意なプラス」と判断しやすくなるかを正規近似で見積もります。基準は片側5%有意、検出力80%です。
▲全レース200円 現在672件平均利益/100円 +14円
▲全レース200円 必要母数4165件追加目安 3493件
▲70-74 現在81件平均利益/100円 +62円
▲70-74 必要母数305件追加目安 224件
| 対象 | 現在件数 | 片側5%で有意になり始める目安 | 片側5%・検出力80%の目安 | 追加必要件数 |
| ▲全レース200円 | 672 | 1823 | 4165 | 3493 |
| ▲指数70-74 | 81 | 134 | 305 | 224 |
▲全レース200円は、現在672件に対して、同じ傾向が続くなら片側5%で有意になり始める目安は約1823件、検出力80%まで見るなら約4165件です。つまり、追加で約3493件ほど同じ条件の未使用データが欲しい計算になります。
▲指数70-74は、平均利益が大きい一方で分散も大きく、現在81件ではかなり薄いです。同じ傾向が続くなら検出力80%の目安は約305件なので、追加で約224件が必要です。
この見積もりは「今のROIとばらつきが今後も続く」という強い仮定に基づきます。次の期間で平均利益が下がれば必要母数はさらに増えます。したがって、70-84帯や70-74帯の仮説は、少なくとも数百件規模の期間外データを集めてから、上振れの可能性をかなり下げられると考えるのが自然です。
週次統合レポートとの接続
中央▲の統合表サマリー
| 項目 | 値 |
|---|
| 分母件数 | 744 |
| 1位内 | 89 |
| 1位内率 | 12.0% |
| 平均当選倍率 | 3.06x |
| total収支(単勝) | +8,930円 |
| 単勝回収率 | 112.0% |
読み取り
- 週次統合でも中央▲は単勝回収率が100%を超えており、▲単勝フォーカスのプラスと方向は一致しています。
- ただし、統合表は印ごとの集計であり、なぜ▲が上振れたかまでは説明しません。理由の検証には指数・人気・オッズ・条件別の分解が必要です。
▲マークの指数度数分布
▲単勝レポート対象672raceId単位
指数取得あり600未設定 72件
指数範囲52〜97▲マークのみ
最多指数帯80-84170件 / 28.3%
指数あり▲の単勝ROI116.7%指数未設定72件を除外
最高ROI指数帯70-74162.2% / n=81
▲単勝レポートの672レースに対し、DynamoDBの Prediction.marks から▲マークの strengthIndex を突き合わせました。指数が確認できたのは600件、指数未設定は72件です。
分布は80-84帯が最も多く、80-89帯に厚く集まっています。今回プラスになっている▲単勝は「極端な高指数だけを買っている」のではなく、中位上位から準上位の指数帯に多く存在しています。
▲指数度数分布(1点刻み)
表は外し、1点刻みの件数を棒グラフ化しています。
▲指数帯別の単勝回収率
100%線を超える帯は緑、下回る帯は橙で表示。分母が小さい帯は上振れ・下振れに注意が必要です。
▲指数と単勝回収率の関係
Pearson相関0.013指数 vs 1票ROI
相関95%CI-0.069〜0.093ブートストラップ
Spearman相関0.007順位相関
的中との相関0.030指数 vs 単勝的中
回帰傾き5.8%指数+10あたりROI差
- ▲の指数と単勝ROIのPearson相関は0.013で、95%信頼区間は-0.069〜0.093です。信頼区間が0をまたぐため、指数が高いほど単勝回収率が上がる、という線形関係は確認できません。
- 順位相関も0.007とほぼゼロです。高指数順に買えば回収率も安定して上がる、という形ではありません。
- 指数帯別では70-74帯がROI162.2%で最も高く、90+や85-89より中位帯に妙味が出ています。これは「高指数そのもの」ではなく、「▲評価と市場人気のズレ」が回収率に効いている可能性を示します。
- ただし帯別ROIは高配当1本の影響を受けやすく、特に低分母帯では上振れの可能性を残します。現時点では、指数は▲単勝の出現位置を説明する材料であり、単独で回収率を説明する決定的な変数ではありません。
指数分析との接続
指数分析では、指数と1着率の加重相関が0.63、3着内率の相関が0.72でした。一方、単勝ROIとの相関は-0.09、複勝ROIとの相関は-0.09で、指数が高いほど回収率も高い、とは言いにくい結果です。
| 指数帯 | 分母 | 1着率 | 3着内率 | 単勝ROI | 複勝ROI |
| 90+ | 346 | 20.2% | 50.3% | 56.9% | 68.3% |
| 85-89 | 480 | 20.6% | 50.0% | 83.2% | 87.0% |
| 80-84 | 454 | 14.1% | 42.1% | 72.4% | 76.4% |
| 75-79 | 331 | 14.2% | 38.7% | 73.9% | 78.2% |
| 70-74 | 242 | 13.2% | 38.0% | 108.6% | 98.6% |
| 60-69 | 198 | 8.6% | 30.3% | 54.3% | 71.5% |
| <60 | 61 | 4.9% | 31.1% | 30.5% | 86.4% |
指数帯別の単勝回収率(印関係なし)+ 95%信頼区間
全印を対象にした指数帯別の単勝ROIです。縦線で95%信頼区間を表示しています。指数分析JSONは帯別の個票払戻を保持していないため、的中馬は平均的中払戻で復元した近似CIです。
このため、▲単勝のプラスは「高指数だから買う」という単純な説明ではなく、指数・印・市場人気のズレに妙味が発生している可能性として扱うのが自然です。特に70-74帯の単勝ROIが108.6%と高く、90+帯の単勝ROIが56.9%に落ちている点は、人気集中と期待値のズレを示す材料になります。
▲以外の指数×レースクラス分析
▲単勝だけに見えている上振れか、指数・レースクラス全体の構造かを分けるため、同じ672レース内で▲以外の印(◎○△☆)を単勝100円換算で再集計しました。DynamoDBの Prediction.marks、markOutcomes とJBIS単勝払戻を突き合わせた実払戻ベースです。
▲以外 対象件数1649◎○△☆
▲以外 勝率12.4%単勝的中
▲以外 ROI65.5%収支 -56,820円
ROI 95%CI51.5%〜82.5%ブートストラップ
不足アウトカム709finishOrderなし
払戻未取得42勝ち馬だが単勝払戻なし
▲以外の印別単勝ROI + 95%信頼区間
◎○△☆を分けて、▲以外のどの印に回収率が寄っているかを確認します。
▲以外の指数帯別単勝ROI + 95%信頼区間
▲を除外しても指数帯によるROI差が出るかを確認します。
▲以外のレースクラス別単勝ROI + 95%信頼区間
新馬は今回0件。未勝利、条件戦、OP/L、重賞の差を▲以外でも見ます。
▲以外の指数帯×レースクラスROI
考察: ▲以外(◎○△☆)全体では、対象1649件、勝率12.4%、ROI65.5%です。 指数帯では70-74帯が分母30件以上で最も高く、ROI103.7%です。 レースクラスでは重賞が最も低く、ROI43.0%です。 指数帯×クラスの交差では、分母20件以上に限るとOP/L×80-84が最も高いROI440.0%です。ただし交差セルは分母が薄く、信頼区間が広いため、単独で買い条件にするには早いです。 一方で3勝クラス×90+はROI18.5%で、買い控え候補として追加観測する価値があります。
▲以外 指数帯別
| 指数帯 | 件数 | 的中 | 勝率 | ROI | ROI95%CI | 収支 |
| 90+ | 309 | 56 | 18.1% | 53.4% | 38.9%〜69.6% | -14,390円 |
| 85-89 | 361 | 67 | 18.6% | 75.2% | 52.6%〜101.9% | -8,940円 |
| 80-84 | 325 | 27 | 8.3% | 61.1% | 22.2%〜124.9% | -12,640円 |
| 75-79 | 256 | 26 | 10.2% | 60.6% | 35.4%〜90.0% | -10,080円 |
| 70-74 | 178 | 16 | 9.0% | 103.7% | 44.8%〜175.8% | +650円 |
| 60-69 | 162 | 10 | 6.2% | 53.8% | 20.6%〜94.1% | -7,480円 |
| <60 | 58 | 3 | 5.2% | 32.1% | 0.0%〜73.4% | -3,940円 |
▲以外 レースクラス別
| クラス | 件数 | 的中 | 勝率 | ROI | ROI95%CI | 収支 |
| 未勝利 | 692 | 92 | 13.3% | 66.6% | 49.5%〜85.7% | -23,090円 |
| 1勝クラス | 445 | 55 | 12.4% | 57.4% | 37.1%〜83.3% | -18,960円 |
| 2勝クラス | 215 | 25 | 11.6% | 45.4% | 23.5%〜73.7% | -11,740円 |
| 3勝クラス | 121 | 12 | 9.9% | 48.4% | 20.2%〜83.6% | -6,240円 |
| OP/L | 95 | 12 | 12.6% | 182.4% | 44.5%〜407.7% | +7,830円 |
| 重賞 | 81 | 9 | 11.1% | 43.0% | 15.8%〜75.9% | -4,620円 |
▲以外 印別
| 印 | 件数 | 的中 | 勝率 | ROI | ROI95%CI | 収支 |
| ◎ | 421 | 86 | 20.4% | 49.5% | 39.1%〜60.7% | -21,260円 |
| ○ | 415 | 66 | 15.9% | 73.8% | 53.4%〜96.2% | -10,880円 |
| △ | 406 | 26 | 6.4% | 66.2% | 29.6%〜120.4% | -13,740円 |
| ☆ | 407 | 27 | 6.6% | 73.1% | 41.8%〜109.6% | -10,940円 |
▲単勝の買い方を変える判断には、▲だけが特殊なのか、◎○△☆でも同じ指数帯・クラスで妙味が出るのかを分ける必要があります。▲以外でも同じクラスや指数帯にROIの山が出る場合は、指数/レース条件側の仮説を強めます。▲だけに山が残る場合は、印ロジックや市場人気とのズレが主因である可能性が高まります。
奈良さんの指摘への回答
- 「黒三角がたまたま上振れたところに注目し、その上振れが続いたように見える」という指摘は統計的に妥当です。実際、ROIの95%信頼区間は100%をまたぎ、現時点では有意な勝ち筋と断定できません。
- 一方で、▲が上振れる理由を考える価値もあります。候補は、指数では拾い切れていない適性や展開要素を▲印が拾っている、市場人気が▲の勝率を過小評価している、または指数設計に一部の歪みがある、の3方向です。
- 本来「指数と勝率は比例する」と仮定するなら、▲単勝のプラスは外れ値候補です。外れ値として棄却するのではなく、外れ値が再現するかを期間外データで検証するのが次の焦点です。
- 指数に不備がある可能性も残ります。高指数ほどROIが上がっていないため、指数は確率推定としては機能しているが、期待値推定としてはオッズや人気を統合する余地があります。
追加検証では、高配当除外後・時系列分割・指数帯CI・scoreBreakdown・競馬場偏りを確認しました。高配当除外後にROIが大きく落ちる場合は上振れ仮説を強め、期間分割や高配当除外後もプラスが残る場合は再現性検証へ進む材料になります。指数そのものよりscoreBreakdownや競馬場で偏りが出る場合は、指数改善の入口として扱えます。
▲以外(◎○△☆)を同じ672レースで見ると、全体ROIは65.5%で、▲単勝のROI113.7%とは方向が大きく異なります。指数70-74帯は▲以外でもROI103.7%と相対的に良い一方、信頼区間は広く、▲単勝のプラスを「指数だけ」で説明するより、▲印ロジックと指数帯・レース条件の組み合わせとして検証する方が自然です。
今後のPDCA
- 次回検証では、期間を事前に固定し、結果を見てから条件を選ばないようにします。
- 300円化は「全レース固定」と「条件付き増額」を分けて評価します。条件候補は、▲かつ指数帯、▲かつ人気帯、▲かつオッズ下限、▲かつ競馬場・距離・クラスです。
- クラス別では、新馬・未勝利・1勝クラス・2勝クラス・3勝クラス・OP/L・重賞を固定区分として追跡します。低ROI区分はすぐ除外せず、次期間で100円観測に落として再現性を見ます。
- 検証指標は、ROIだけでなく、最大ドローダウン、的中率、平均的中払戻、上位払戻依存度、ブートストラップ信頼区間を固定します。
- 次の判断は、追加サンプル後に同じ検定で「ROI信頼区間の下限が100%を超えるか」「p値が改善するか」「300円時DDが現資金に対して許容範囲に収まるか」を確認して行います。
結び
現状の▲単勝は、実運用でも検証データでもプラスです。ただし、統計的にはまだ「有意な優位性」と断定する段階ではなく、上振れ・高配当依存・条件未分解の影響が残ります。300円化は期待値面では検討対象になりますが、現資金26,000円に対するドローダウン比率が大きいため、判断には資金耐性と検証継続の条件を併記する必要があります。
今後の買い方候補
現在は▲の馬を全レース単勝200円で購入しています。ここでは、これまでの分析結果をもとに、次に試す買い方候補を同じ過去データ上で比較します。あくまで過去データへの当てはめであり、推奨は「断定」ではなく、次の期間外検証で固定して試す候補として整理します。
買い方候補別の収支
考察: 現行の▲全レース200円は収支+18,400円、ROI113.7%です。データ上はプラスですが、高配当上位除外や信頼区間を見ると、全レースを一律300円にするほどの統計的な強さはまだありません。一方、▲指数70-84のみ200円は対象367件、収支+22,980円、ROI131.3%で、今回の妙味仮説に最も沿う絞り込みです。ただし後出し最適化の可能性があるため、いきなり本運用に全面採用するより、現行に近い観測を残す段階案として「▲全100円 + 指数70-84は300円」(収支+32,180円、ROI122.9%)を次の検証枠にするのが、期待値確認と資金管理のバランスが良いです。強気にする場合でも「▲全200円 + 指数70-84は300円」(最大DD 21,330円)までに留め、全レース300円固定は期間外検証でROI下限が改善してから判断するのが自然です。 レースクラス別ではOP/Lが分母30件以上の中で最も弱く、ROI95.0%でした。ただしクラス条件は後出しで見つけたフィルタなので、次の期間外検証では「買わない候補」として記録し、いきなり除外するより、まず100円観測に落として差が再現するかを見るのが妥当です。
| 買い方 | 購入数 | 投資額 | 収支 | ROI | 最大DD | 最深マイナス | 読み取り |
| 現行: ▲全レース200円 | 672 | 134,400円 | +18,400円 | 113.7% | 17,380円 | 6,860円 | 全レースで機会を逃さない一方、高配当依存とドローダウンをそのまま受ける。 |
| 増額: ▲全レース300円 | 672 | 201,600円 | +27,600円 | 113.7% | 26,070円 | 10,290円 | 期待収支も下振れも1.5倍。統計的有意性がまだ弱い段階では資金変動が大きい。 |
| 選別: ▲指数70-84のみ200円 | 367 | 73,400円 | +22,980円 | 131.3% | 8,560円 | 6,580円 | 今回ROIの山がある帯だけに絞る。投資額とレース数を抑えられるが、後出し最適化リスクが残る。 |
| 選別: ▲指数70-74のみ200円 | 81 | 16,200円 | +10,080円 | 162.2% | 4,560円 | 1,640円 | 最もROIが高かった帯だけに絞る。標本数は少なく、信頼区間は広い。 |
| 段階: ▲全100円 + 指数70-84は300円 | 672 | 140,600円 | +32,180円 | 122.9% | 17,040円 | 9,550円 | 全レースの観測を残しつつ、妙味仮説の帯へ厚く張る。現行200円からの急激なリスク増を抑える。 |
| 段階: ▲全200円 + 指数70-84は300円 | 672 | 171,100円 | +29,890円 | 117.5% | 21,330円 | 9,830円 | 現行運用を維持し、70-84だけ上乗せする。期待値仮説には沿うが、総投資額とDDは増える。 |
現時点の実務的な候補は、全レース▲をいきなり300円へ上げるよりも、次の未使用期間で「▲全100円 + 指数70-84は300円」または「▲指数70-84のみ200円」を固定ルールとして検証する形です。
前者は全レースの観測を残しつつ、妙味が出ている指数帯に厚く張る段階案です。後者は投資対象を絞る案で、資金変動は抑えやすい一方、レース数が減るため検証完了まで時間がかかります。
全レース300円固定は、過去収支は伸びますが、上振れ依存と信頼区間の広さを考えると、現段階では「本命の推奨」ではなく、期間外検証で優位性が残った後の増額候補として扱うのが安全です。