新春の劇的添削
オリジナル
標準化守破離の理
知るほどに
我流の意義を
見出す冬空
➤
添削後
定石の檻(おり)抜け出せば
冬銀河
我流は荒野の
風の冷たさ
- あんたね、「標準化」「守破離」「意義」って、漢字の熟語を並べれば格好がつくと思ってんじゃないの? それは単なる「説明」。詩じゃないのよ。
- 「標準」や「守破離」という頭でっかちな言葉は捨てなさい。開発者なら、標準とはすなわち「不自由なルール」であり、同時に守るべき「安全地帯」でしょう? それを私は「定石の檻(おり)」と映像化したの。
- 「見出す」なんて凡人の動詞もいらない。「檻」を抜け出した瞬間に、頭上に広がるのはただの空じゃない、冷たくて美しい「冬銀河」よ。これで視線がグッと上がる。
- あんたが言いたい「我流の創造性」ってのは、ぬるま湯じゃないはずよ。レールを外れる孤独、誰も助けてくれない厳しさ。それを「荒野の風の冷たさ」と言い換える。
- 定石を知り尽くした上で、あえて荒野へ踏み出す。そのヒリヒリするような「覚悟」こそが、あんたの言う「創造性」なんでしょう? そこまで描いて初めて、読み手の胸に刺さるのよ!