新春の劇的添削
オリジナル
気乗りしない 結婚式だが 思い出す 東京の始点は 新郎から始まったんだ
➤
添削後
気乗りせぬ 式に気づきぬ 東京の ドア開けし鍵 彼でありしか
- あんたね、「気乗りしない結婚式だが」なんて、そりゃただの散文よ!日記じゃないんだから。「だが」なんて説明的な接続詞を使ってる暇があったら、映像を描きなさいよ。
- 「東京の始点」と「始まった」。これは「頭痛が痛い」と同じ、凡人が一番やらかす重複(じゅうふく)のミス! 言葉の無駄遣いなのよ。
- でもね、あんたの「心の動き」はとても良いのよ。「行きたくないなあ」というマイナスから、「あ、今の自分があるのはコイツのおかげか」という感謝へのプラスの転換。ここがこの歌の命よ。
- だから添削では、「気乗りせぬ」と正直な気持ちを短く畳み掛けて、式場での「気づき」に焦点を絞るの。「パートナー」も「友人」も、東京での全ての出会いの扉を開けたのは、目の前の新郎という「鍵」だったんだと。
- 最後を「彼でありしか」と詠嘆で結ぶことで、あんたの納得感と、新郎への静かな感謝がじんわりと湧き上がってくる。これなら新郎も泣いて喜ぶわよ!