新春の劇的添削
オリジナル
はじめての吾子とフルデイ
疲れはて
妻の日々よ
感謝しかない
➤
添削後
吾子といるフルデイの果て
散らかる間
妻の背中を
拝みたくなる
- あんたね、「感謝しかない」なんて言葉、単なる散文なのよ!日記に書きなさい!詩歌というのはね、その感情を「映像」で読者に見せるものなの!
- ただね、「フルデイ」という現代的なカタカナを持ってきたのは手柄よ。ワンオペ育児の大変さ、リアルな手ざわりがこの一語に詰まっているわ。ここは活かす!
- 「はじめての」や「疲れはて」も説明くさいわね。一日が終わったあとの「散らかる間(ま)」を描写するだけで、どれだけ疲労困憊したか、ありありと伝わるのよ。
- そして下句!妻への感謝は、「感謝」という安っぽい言葉で片付けちゃダメ。妻が毎日こなしている戦場の跡を見て、「妻の背中を拝みたくなる」とするの!
- これで、フルデイを戦い抜いたあんたの疲労と、妻への底知れぬリスペクトが、鮮明な映像として立ち上がるのよ。今日から生まれ変わりなさい!