新春の劇的添削
オリジナル
強要の感謝には
意味はなし
大切なものは
みえないのだら
➤
添削後
強要の感謝は砂の
味させて
見えぬ心は
誰が為に在る
- あんたね、いきなり「感謝には」で5音、「意味はなし」で5音、リズムがブツ切れなのよ! 短歌は5・7・5・7・7。この基本的な調べを無視してどうするの!
- それとね、「大切なものはみえない」って、これ『星の王子さま』の丸パクリじゃない! 名作に頼って自分の言葉をサボるんじゃないわよ。
- 「意味はなし」なんて説明は要りません。「強要された感謝」がどんな味がするのか、どんな手触りなのか、それを映像化するのが詩なの。
- ここでは「砂の味」として、噛みしめた時のジャリッとした不快感と乾きを表現しました。
- 結びの「誰が為に在る」で、見えない心を守ろうとする作者の孤独な誇りを立たせておきましたよ。凡人脱出まであと一歩!