令和の劇的添削
オリジナル
話違う
実家に泊まると
言ってたのに
帰宅すれば
スヤスヤ妻子
実家に泊まると
言ってたのに
帰宅すれば
スヤスヤ妻子
➤
添削後
独り身の
ハイボール提げ
夜のはずが
妻子の寝息
満ちるリビング
ハイボール提げ
夜のはずが
妻子の寝息
満ちるリビング
- あんたね、「話違う」「言ってたのに」なんて愚痴を並べて詩になると思ってんの? それはただの状況説明。チラシの裏にでも書いときなさい!
- 「実家に泊まる」と言われて、あんた何しようとしてたの? 「よし、今日は独身気分だ!」ってウキウキしてたんでしょ? その下心、隠さずに映像にしなさいよ。「ハイボール提げ」これだけで、あんたの浮かれた足取りが見えてくるの。
- 「独り身の夜のはずが」。これで「話が違う」という驚きと落胆を表現するの。説明しなくても伝わるでしょ?
- 「スヤスヤ」なんて安直なオノマトペに逃げない。「寝息満ちるリビング」。こう書けば、暗い部屋に家族の存在感が充満している気配が出る。
- 文句を言いつつも、結局は家族の寝顔を見てホッとしてる。その「諦め」と「愛」の狭間を、映像だけで描く。これが短歌ってもんなのよ!