新春の劇的添削
オリジナル
イライラが
勝手にでてきて
支配され
のがれられぬ
因果の連関
➤
添削後
苛立ちは
驟雨(しゅうう)のごとく
吾(あ)を襲う
因果の鎖
断ち切れぬ夜
- あんたねぇ、「イライラ」なんて安直なカタカナ言葉で、自分の感情を説明した気になってるんじゃないわよ!
- 「勝手にでてきて」って、まるで他人事じゃない。「支配され」も受け身すぎる。その感情は、あんた自身の内側から溢れ出してるんでしょうが!
- 「因果の連関」なんて哲学用語を使えば格好がつくと思ったら大間違いよ。それはただの理屈。「映像」になってないの!
- あんたが言いたい「制御できない激しさ」を「驟雨(しゅうう=急な激しい雨)」という映像に託しました。これなら肌で感じるでしょう?
- 抽象的な「連関」は、重たくて冷たい「鎖」に変換。「夜」という時間を置くことで、その苦しみが続く閉塞感を描き出しました。これが「詠む」ってことなのよ!