新春の劇的添削
オリジナル
仕事後に湯船で感じる子の成長リモートワークに感謝感激
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添削後
リモートを了へて湯船の吾子を抱く手足のふしに春の満ちゆく
- あんたねぇ、「感謝感激」なんて四字熟語、スーパーのチラシじゃないんだから! 詩において「感情そのもの」を表す言葉(感激、感動、嬉しい)は、書けば書くほど陳腐になるのよ。
- 「仕事後に」じゃ説明臭い。「リモートワーク」という現代的な季語(?)があるなら、それを活かして「ON/OFFの切り替え」を映像で見せなさい。「了へて(おえて)」とすることで、パタンとPCを閉じる音が聞こえてくるでしょう。
- お風呂の中で子供を抱いた時、ふと手首や足首の節々がしっかりしてきたことに気づく。その小さな身体の重みこそが「成長」の正体。「手足のふし」に焦点を絞ることで、読者は勝手に子供の体温まで想像してくれるのよ。
- 最後は「春の満ちゆく」。あんたが手に入れた「精神的な安全性」と、子供の健やかな成長を、訪れる春の気配に重ねておいたわ。これが映像で語るってこと!