凡人からの脱却
オリジナル
今はもう幸せなのかと
問いかけて
満ち足りぬ欲と
足りぬ時間
➤
添削後
満ち足りてなほ飢えている
冬の朝
家族の寝息
背に夢を研ぐ
- あんたね、「幸せなのか」なんて自問自答をそのまま書いてどうすんのよ。それは日記でやりなさい、日記で!
- 「欲」だの「時間」だの、抽象的な単語を並べただけで詩になった気でいるのが、いかにも凡人の発想なのよ。
- 言いたいことは「現状への感謝」と「現状打破への渇望」、この二律背反でしょう? だったらその状況を具体的な「映像」にしなさい。
- 「満ち足りてなほ飢えている」と冒頭で矛盾を突きつける。そして、静寂な「冬の朝」、守るべき「家族の寝息」を背中に感じながら、自身の「夢を研ぐ」。
- こうすれば、あんたの言う「満ち足りぬ欲」が、単なる愚痴じゃなくて、向上心という美しい光景に変わるの。これが「作詞」というものよ!