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・終業式の日に子どもが持ち帰ってきた手提げ袋を開けると、書き込みのない漢字ドリル、真っ白な一行日記、テーマ欄が空欄のままの自由研究の用紙が出てきます。最初の一週間は、まだ余裕があります。朝は少しゆっくり寝かせてもいいと思いますし、昼食もそうめんで済ませられます。ところが二週目に入るころ、起床時刻は一日十五分から三十分ずつ後ろへずれ、昼食を用意するために台所に立つ回数は一日三回に増え、宿題は後でやると言われたまま机の端に積まれたままです。三週目になると、先に消耗するのは親のほうです。冷蔵庫を開けても献立が浮かばず、外出に誘えば一回で数千円が飛び、家にいれば画面を見ている時間だけが伸びていきます。そして最後の一週間、残った漢字ドリルと読書感想文と自由研究が同時に押し寄せ、家庭の空気が一気に悪くなります。これは親の努力が足りないから起きているのではありません。学校が担っていた三つの機能、つまり一日の時刻を固定する外枠と、昼食の提供と、日